札幌スケッチ60

タイトル:北海道神宮(2009年6月)

場  所:札幌市中央区宮ヶ丘474

北海道新聞文化教室の1日講座に、円山春散歩−北海道神宮祭を知るというのがあった。もうすぐ北海道神宮祭(14日宵宮、15日例祭,16日神輿渡御)があるが、神宮のことはよく知らなかったので参加してみた。私が神宮に着いた時、ちょううど本殿の前で結婚式の記念撮影が行われていた。社務所前に集合後、教化部部長の角田さんの案内で祈祷を受けに行く。先ず手を洗い本殿へ。手に鈴と扇を持ち、笛や太鼓に合わせて踊る巫女さん。祈祷を受けて皆で(本日の参加者25名)社務所に戻り、角田さんの講義を聴く。

image

image

image

image

北海道神宮及び札幌祭り豆知識。
*明治2年、明治天皇により北海道開拓の守護神を祀る神社として開かれ、明治4年に札幌神社と社名を定
め現在地に社殿を造営。
*大国魂神、大那牟遅神、少彦名神、明治天皇の4人の神様をお祀りしている。
*昭和39年明治天皇をお祀りし、札幌神社から北海道神宮と改称する。
*明治11年から行われている御神輿行列は今年で130回目(昭和19,20年は中止)
*御神輿行列の長さ全長1,300m。全行程約13.0km。8つの山車巡行。

豊水祭典区の皆様の御好意により、スサノオノミコトを祀った山車を見せていただくことに。角田さんの案内で収納場所に行く途中、流鏑馬の稽古をしていた。

image

image

image

image

大正7年に作られた山車は、漆塗りに金箔を施し今同じものを作るとすれば1億はかかるそうである。倉庫の中で16日の行列に合わせ飾りつけ等の準備をしていた。御好意により倉庫から出していただき、からくり人形のせり出す様子を真近で見せていただいたが、スサノオノミコトはまだ右手が付いていなかった。どうか16日は雨が降りませんようにと照る照る坊主が下げられていた。
角田さんが札幌祭りと言うと、中島公園の出店だと思っている若者が多いと嘆いていた。札幌祭りは、北海道の発展を見守ってこられた神様と、北海道開拓に尽力してくださった大勢の方々に感謝する日である。
最後に記念品を頂き、解散した。

                                                    トップへ